【遺品整理のやり方】手順・コツ・流れなど方法やノウハウを徹底解説

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遺品整理とは遺族が残された品物を整理する事ですが、どうしたらよいか分からず、お困りではありませんか?

ですが、安心してください

遺品整理でする事はある程度決まっているので、分かってしまえば簡単かつお得に遺品整理は行えます。

このページではおすすめの遺品整理方法についてまとめて解説しますので、遺品整理をご検討の際には必ず一通りご覧ください。

遺品整理では傷心して冷静な判断ができない状況を利用して、「窃盗」「偽装査定」といった犯罪被害が発生しています。その為、遺品整理ではあらかじめ何をするべきなのか把握しておくことが大切です!

※重要!「不動産」や「債券」や「預貯金」など相続税が発生するものは【遺産】と呼ばれ、銀行や税理士、司法書士にお願いして「遺産整理」されます。

遺産整理後に残った故人の所有物が【遺品】と呼ばれますので、「遺品整理業務」と「遺産整理業務」は全くの別物です。

そもそも遺品整理業者ってなに?

遺品整理遺品整理業者とは遺品整理に関する作業の手伝いや業者の斡旋をしてくれる業者の事です。

ですが、遺品整理業者についてとりあえず知っておいて欲しいのは次の3点です。

  • 遺品整理業者にできる作業は個人でも可能
  • 遺品整理業者として必須の許可・資格などは一切ない
  • 遺品整理サービスに関する「業法」は存在しない

つまり、遺品整理業務は専門知識や「古物商許可」や「一般廃棄物収集運搬許可」といった特別な許可も不要で開業でき、法整備も曖昧なので、金目当ての悪質業者でも参入が容易という問題があります。

そのため、遺品整理というと「遺品整理業者に相談しよう」と思われるかもしれませんが、闇雲に遺品整理業者に相談すると無駄に高額な費用が無駄にかかる可能性があります。

遺品整理は遺品整理業者に依頼せずとも、全て個人でも対応可能です。遺品整理業者に依頼する場合は、このページを見て、最低限どういった事を依頼するのかを把握して行いましょう!

遺品整理において最初に考える3つの事

前述のとおり、遺品整理をする必要が出てきた場合に、「とりあえず遺品整理業者に相談をする」というのはおすすめしません。

まずは、自分たちの遺品整理の状況を把握する為に次の3つの事を確認しましょう。

  • 遺品整理の期限
  • 特殊清掃の必要性
  • 必要な作業内容について

1.遺品整理ではまず期限を確認

遺品整理でまず把握するのは、いつまでにしなければならないかという明確な期限です。

期限がある場合は、遺族の方が賃貸生活だったというケースが多く、他には遺産相続に関する期限なども考えられますので、明確な期限を確認しておきましょう。

期限が決まっている場合には早期な行動、場合によってはすぐに遺品整理業者に依頼する必要もでてきます。

WEBサービスの月額会員など、即座に対応しなくても問題ない契約に関しては、ゆっくりで大丈夫なので焦らないよう心がけましょう。

2.特殊清掃が必要な案件かどうか

特殊清掃とは、腐敗などにより遺体を原因としたダメージを受けた室内の原状回復作業の事です。

特殊清掃が必要な場合は特に迅速な対応が必要となりますので、後述の「特殊清掃」の項目を参照してください。

3.遺品整理で必要な作業の確認

あなたの遺品整理において必要な作業内容を把握しましょう。

遺品整理業者が主に行っているサービスから内容をまとめましたので、どの作業が必要かを確認してください。

遺品整理項目概要
1.遺品の仕分け残す遺品と不要な遺品に仕分けする作業
2.遺品買取  仕分けした不要な遺品を出張買取してもらう
3.不用品回収・処分買取後に残った無価値な不用品を処分
4.遺品・仏壇の供養遺族の形見や人形、思い出の品物など特別に供養したい遺品があれば供養を依頼する
5.不動産整理実家の土地・建物などの処分や運用が必要かどうか
6.住宅解体・リフォーム遺品を処分した後にリフォーム等が必要かどうか。
7.ハウスクリーニング専門業者による徹底的な清掃が必要かどうか
8.特殊清掃遺体に関する清掃など、特殊清掃が必要かどうか

多くの場合では1~3の3項目が必要な作業であり、「1.遺品の仕分け」が自分達で可能だと感じれば、遺品整理業者に依頼する必要はありません。

では、各作業内容についてご説明します

1.遺品の仕分け

遺品を確認しながら、「貴重品」「残す品物」「処分する品物」に分別する最初に行う作業です。

荷物やゴミが多く、自分達では確認や分別、運び出しが困難という事であれば遺品整理業者に依頼するとよいでしょう。

しかし、自分達でも可能な量だと判断できれば遺品整理業者に依頼する費用がもったいないので自分たちで行う事をおすすめします。

遺品の仕分けでは買取可能な品物もゴミとしてまとめて処分しないように注意が必要です。「切手」「古銭」「着物」「食器」「骨董品」など、思わぬ買取価格がつく品物も多いので、次項の遺品買取も参考にしてください。

2.遺品買取

遺品の仕分けと同時に考えるのが「遺品買取」です。

遺品の買取に関しては、「遺品整理業者」や「不用品回収業者」に依頼することで処分と同時に買取してもらう事も可能です。

ですが、遺品の買取ではより高く売る為には鉄則とも言えるルールがあります。

それは、骨董品買取に強い総合買取業者に依頼をするという事です。

特に、骨董品(アンティーク)の価値を見抜けるかどうかは非常に重要で、骨董品は単体で買取価格に100倍以上の差が出る事もあります。

おすすめの遺品買取業者は「買取福ちゃん」ですが、詳しい理由や遺品の買取について詳しくは次のページで紹介しますので、ここでは買取可能な遺品の種類を一覧で紹介します。

遺品で買取可能な品物一覧(五十音順)

アウトドア囲碁・碁石お酒
カメラ家具家電・オーディオ
楽器記念硬貨貴金属
金・プラチナ金貨・銀貨金券
切手着物勲章
毛皮ゲーム機・ソフトこけし
古書工具ゴルフクラブ
古銭骨董品・古美術品五月人形
茶道具書道具将棋盤・将棋駒
食器自動車銃砲・刀剣類
西洋アンティーク象牙製品チケット
中国骨董品釣り具テレフォンカード
DVD・ブルーレイトレーディングカード時計
陶磁器日本人形農機
博多人形パソコン・周辺機器雛人形
ビスクドール美術品フィギュア
フィギュリン古道具古本
ブランド品仏壇・仏像宝石・宝飾
麻雀牌洋服レコード関連品

3.不用品回収・処分

価値のない不用品は全て処分する事になりますが、粗大ごみなども分別して捨てられそうであれば自分たちで捨てればOKです。

運び出しが困難な場合などは業者を手配する必要がありますが、不用品の処分だけならば「不用品回収業者」に問い合わせて処分を依頼しましょう。

遺品の仕分けの段階から遺品整理業者に依頼をしていれば不用品も併せて回収してもらえます。

4.遺品や仏壇の供養

故人が大切にしていた品物や人形には魂が宿ると言われていますので、普通に処分するのではなく供養をした上で処分する方がよいとされています。

基本的に遺品の供養は「お焚き上げ」と呼ばれる、焼却により浄火することで魂を天に送って供養する方法で行われます。

遺品の供養は別途費用がかかり必須な行為ではありませんが、故人の想いを大切にしたいという事から供養を選択される方も多いです。

供養を個人で手配するのであれば「寺院」「神社」「お焚き上げサービス業者」等に依頼しましょう。

5.不動産整理

遺族の方の土地・建物を処分したい場合には、土地・建物の売却などの手続きが必要になりますが、これは地元で評判の高い不動産業者、もしくは大手不動産業者に直接依頼するのが断然おすすめです。

私も宅地建物取引主任者の資格を持ち、かつては宅建業にも従事していましたが不動産取引は地元に精通した業者に任せるのが安定しておすすめです。

最近では遺品整理業者が宅建の資格をとり不動産整理まで対応している事がありますが、地元の不動産取引を専門とする業者より優れたサービスはあまり期待できないのでおすすめはしません。

6.住宅解体・リフォーム

住宅解体やリフォームが必要な場合はリフォーム業者や解体業者に手配をすればOKです。

遺品整理業者に依頼している場合は提携業者などを紹介してもらえますが、自分で探しても大きな違いはありません。

注意点としては積極的に「解体・リフォーム」の提案をしてくる遺品整理業者は吹っ掛けられる可能性が高いので断るようにしましょう。

7.ハウスクリーニング

念入りな清掃が必要であればハウスクリーニング業者に依頼するとよいでしょう。

ちなみに、遺品整理業者の基本サービスとして清掃サービスもセットの場合がありますが、掃除機を軽くかけてくれる程度の内容です。

また、特殊清掃が必要な場合はハウスクリーニングでは対応できません

8.特殊清掃

前述でも少し触れましたが特殊清掃とは、腐敗などにより遺体を原因としたダメージを受けた室内の原状回復作業の事ですが、この場合は特殊清掃業者に依頼する必要があります。

特殊清掃が必要な場合は時間がたつほど状況は悪化するので1秒でも早く特殊清掃業者に相談しましょう。

また、特殊清掃業者は基本的に遺品整理業務にも対応しているので、特殊清掃を依頼する場合は併せて遺品整理についても相談するとよいでしょう。

遺品整理の基本的な流れについて

実際に遺品整理に取り組む際の基本的な流れは次の3ステップで行われます。

基本的な遺品整理の流れ
  • 遺品の仕分け作業
  • 遺品の買取
  • 不用品の処分

人によって「供養」や「行政手続き」、「デジタル遺品の処分」など遺品整理に関するやるべきことがありますが、そちらについては別ページにて一覧で紹介します。

では、各項目ごとのポイントをご紹介します。

1.遺品の仕分け作業

最初に行う遺品の仕分け作業ですが、自分達で仕分けが可能か遺品整理業者に依頼するかをまずは判断しましょう。

遺品の量から自分達で仕分けが可能であれば、これ以降も遺品整理業者に依頼する必要は特にありません。

遺品整理業者に依頼をする場合は、問合せ後に現地の下見をしてもらい、見積もりと作業日を決める事になります。

悪質な遺品整理業者に雇わないように次のページも参考にしてください。

2.遺品の買取をしてもらう

遺品の仕分けの目途がたてば買取福ちゃんのような「骨董品買取に精通した総合買取業者」に出張買取依頼をしましょう。

出張買取サービスは電話一本で簡単に予約可能、相談から利用料金も完全無料で品物の買取も当日に完了します。

もしも、遺品整理業者にきてもらう日程が決まっているのであれば、その日程に合わせて買取業者に予約を入れるとよいでしょう。

3.不用品の処分を行う

買取できない無価値な不用品を処分すれば基本的な遺品整理は完了です。

自分での処分が難しい場合には不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。

遺品整理業者に依頼している場合は、不用品の処分まで一括で行ってくれます。


基本的な遺品整理の流れに関しては以上です。

遺品整理業者に頼めば、不用品の回収までまとめて任せる事ができるので便利なのですが、その分安くはない費用がかかってしまいます。

一方で、遺品の買取サービスは完全無料で利用できるので、利用した方が絶対にお得です。

遺品整理において遺品整理業者に頼まなければいけないという事は一切ないので、荷物の種類や量に応じて依頼するか冷静に判断しましょう。

遺品整理について検討中の方へ

近年、少子高齢化の影響から遺品整理業務に関する需要は年々増加しています。

一方で、遺品整理業界は特別な資格や知識も不要で参入でき、法整備もされていない事から、モラルのない遺品整理業者による次のような被害相談が発生している事も事実です。

【事例1】見積もりの際にせかされて契約したが、作業が始まらないので解約したい

【事例2】解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された

【事例3】作業時に予定外の料金を請求され、最終的に見積金額の2倍の費用を請求された

【事例4】処分しないようにと頼んだ物を勝手に処分された

独立行政法人国民生活センターより引用

遺族の方は故人への辛い悲しみが残っていたり、遠方に住んでいて多忙な事を理由に、専門家と信じる遺品整理業者につい頼りがちになるかもしれません。

しかし、悪質な遺品整理業者はこういった点に付け込んで、悪事を働きます。

トラブルに対する相談件数は上記のように推移していますが、2018年度は前年の倍近くまで一気に相談件数が上昇しています。

気づかないうちに窃盗や高額請求が横行されている事も加味すれば、被害件数は更に上がるでしょう。

遺品整理における被害は「最低限の事を知っているかどうか」で、未然に防ぐことが可能です。

故人の想いを守る為にも遺品整理では自分達で最低限の知識武装をし臨むように心がけましょう。

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